ウェブがかり

アナログ好きですがウェブの仕事してます。ウェブの話、日頃の話をつれづれと。

福岡で2回目!「デジタル神無月」参加レポ(その1)

こんばんは!ウェブがかりのサチコです。

今週の火曜・水曜に福岡の天神イムズホールで開催された、

デジタルマーケティングのカンファレンス「デジタル神無月」に参加してきました!

 

デジタル神無月とは?

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※出展:Facebookページ

[公式]デジタル神無月2017 オフィシャルサイト | 福岡のマーケティング/クリエイティブのイベント・祭典

ご存知でない方のために、軽く説明すると↓↓↓

メディアに頼らない形で、マーケティングナレッジの共有を行うカンファレンスイベントです。 先進事例を中心に、デジタルマーケティング戦略の基礎理解と必要なツールやサービスの比較もできるよう、競合ベンダー同士がディスカッション ≒「生の声」を展開する

という、主催のクリエイティブセンター福岡、LPiQ(ルピック/リスティングプレイヤーイン九州)の「九州でデジタルマーケティングをもっと盛り上げたい!」という熱い思いから開催されているイベントです。

 

昨年に引き続き、2回目の開催となった今回。

1日目は「仕組化と自動化」、2日目は「思考と発想」というテーマでそれぞれ6〜7セッション。登壇者はなんと…43人!昨年からさらに増えてました!!

 

残念ながら初日は仕事でほとんど参加できず、大半のセッションはTwitterハッシュタグ #デジタル神無月 を追いかけてました。

全体のまとめは主催の方がつくられてます( ´ ▽ ` )ノ

matome.naver.jp

 

入り口ではFacebookでカウントダウンに使われていたインスタ風パネルを発見!

登壇者の方も撮影されていたので、記念撮影させてもらいました★(見せたいけど顔バレするので自粛w)

今回は主に2日目の前半について、簡単なまとめ&考えたことを書いてまいります! 

なんとなくでは失敗する!設計からはじめよう。

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ソーシャルメディアの運用や広告を出すとき、どんなコツがあると思いますか?

2日目のSNSの運用や広告に関してのセッションで出てきたポイントをご紹介します♪

まずはやってみる。最初から100%成功は(ほぼ)ない。

ソーシャルメディアを無視できない最も大きな理由は、スマートフォンのシェア率が高くなってきたこと。

特に使用頻度の高いソーシャルメディア(アプリ)は、テレビをはじめとした娯楽からユーザーの時間のシェア率を奪う存在。やった方がいいという段階から、すでにやらないとまずい段階に来ているのではないかと感じています。

運用や広告に関してはどのセッションでも、少ない予算でいいのでまず取り組んでみるべき、という声が多かったです。

手探りで始めるより、競合を徹底的に調べて傾向を掴む方が確度は上がるというヒントもいただきました。

スタートからABテストで検証を。予想外の結果が出ることも。

広告は、検証を行う前提で制作前から設計し、運用する重要性が強調されていました。

最初から1パターンに比重を置いてしまうと、運用のノウハウも増えにくく、検証・改善のヒントも得られず、結果的に継続しないムダな施策になりがち。

成果が出ている理由が見つかりにくいクリエイティブもあり、メンバーで「なぜだ?」と悩むこともしばしばあるんです。

たとえば動画ならBGMを変えるだけで結果が変わることも!

バナーでも動画でも記事でも、PDCAを行いつつ確度を高めていく最初の設計が重要だとあらためて確認させてもらいました。

ユーザーの心理を想像しよう

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とはいえ、どうすればうまく広告やソーシャルメディアの運用ができるのでしょうか?

それにはまず、ユーザーとのコミュニケーションを意識する必要がありますよね。

デジタル神無月のセッションでは、大きく分けて2つを軸にノウハウが公開されていました。 

どのメディアでも、それぞれの「お作法」を守ること。

たとえばFacebookとYahooでは、まったく性質が異なります。

同じSNSにグループ分けされるFacebookTwitterInstagramも、同じユーザーであってもそれぞれを利用している心理はバラバラです。

さらに同じメディア・同じユーザーでも、閲覧している環境や時間帯などで状況や心理が異なることも。また、それぞれのサービスのアップデートで使い方が変わってくる場合もあります。

そのためメディアごとの「お作法」を意識して守ることが成功につながる、ということがどのセッションでも共通して話されていました。

お作法や各メディアの特性については長くなるので、様々な方の記事をぜひチェックしてみてください!

ユーザーは、広告ではなく情報を求めている

あなたもバナー広告やポップアップの表示を、不快に感じることはありませんか?

私たちにとって見るページや使うアプリで欲しいのは"情報"です。決して広告ではないことを、ユーザーの心理として忘れてはいけません!

ここ数年で急激に増えているインフィード型広告は、情報が欲しいユーザーと商品やサービスを売りたい企業の新しいコミュニケーションの形だといえるのではないでしょうか。

よく耳にする媒体は、Yahooのコンテンツディスカバリー(通称:YCD)やスマートュースなどのニュース系アプリでの配信ですね。

これらの媒体で配信される広告はユーザーに直接的な広告ではなく記事で情報を提供しているのがポイント♪

ユーザーの"情報が欲しい"というニーズを満たしながら、商品やサービスへの興味・関心を引き出します。

成果の出るコンテンツは、コンテンツとしても成功しているといった発言もあり、ユーザーへいかに情報をしっかり提供できるかが肝だと感じました。

参加レポその2へ続く。

やっぱり内容が多かったので、1記事になりませんでした。

その2では、「リアルタイム解析」と「リアルタイム推敲」のセッションをまとめつつ、イベントを通して感じたことを書きます!o(≧▽≦)/