ウェブがかり

アナログ好きですがウェブの仕事してます。ウェブの話、日頃の話をつれづれと。

初学者のコンプレックスと「のびしろ」がある楽しさ

こんにちは、ウェブがかりのサチコです。

アクセシビリティカンファレンス福岡が閉幕しました。

 

関係者の皆さん、参加者の皆さん、本当にありがとうございました。

おそらく各セッションに関しては参加者の方がアウトプットをしてくださると思いますので、運営としてのアウトプットをしたいと思います。

 

初学者のコンプレックス

運営側として動きはじめたものの、はっきり言って私自身はアクセシビリティに関してはずぶの素人と言われても何らおかしくありません。

いくつかの勉強会やセミナーに参加したことはありますが、実案件でやったこともなければ、開催前のXでの投稿で代替テキストを適切につけきれないレベルです。

アクセシビリティカンファレンスを開催するにあたって、初学者コンプレックスがなかったかと言えば嘘になります。

 

だからこそ、やれることをやり切る!という気概を持って取り組んできましたし、参加者の方たちに近い感覚で運営に臨めたとも思っています。

このカンファレンスを通して、私もこれから0→1に携わった人間として、1→?をやっていく側にもなれるという楽しみができました。

さすがに開催中はほとんどのセッションを拝見できなかったので、アーカイブ配信も繰り返し視聴させてもらう予定です。

コアメンバーだけでは成しえなかった

最初にキックオフをした5名だけでは気づけなかったであろう、できなかったであろうことがたくさんありました。

ボランティアを含む運営スタッフ全員が率先して意見をくれたり、行動してくれたりして、その場でどんどん良い方向へ動いていくことに感動しました。

余談ですが、最後に会場でボランティアの皆さんとの解散前に、少しだけお礼を伝える時間があったのですが、その時かなりウルッと来ていて、涙腺崩壊しそうでした。

当カンファレンスへの関心の高さ

参加者の申し込みスピードが、本当に福岡では考えられないレベル。

コロナ禍より前にボランティアスタッフでいくつかのイベントに関わったこともあるのですが、こんなに!?と驚きました。

さすがに申し込み開始初日で満席になるのは予想できなかったので、コアメンバーも動揺と興奮が入り混じっていたように思います。

当日の欠席がまったくなかったわけではありませんが、最終的に現地はスポンサーを含めて100名強の方が集まり、YouTube配信枠は500人以上のお申込みがありました。

いずれも、ここまで集まるのは本当に関心が高い証拠ですよね。きっと。

 

さらに、今回ご支援いただいたスポンサー企業は20社。

会場のLINEヤフーコミュニケーションズさんは、言わずもがな本当にたくさんのご協力をいただきました。写真もたくさん撮らせていただいて、楽しかったです。

そして、スポンサーがここまで集まって支援していただいたおかげで、懇親会だけでなく、参加者の方へのノベルティやおやつブースもご用意できました。中にはボランティアとして参加をしてくださった方もいらっしゃいます。

初開催ということもあり、スポンサーの担当者の方々には大変ご迷惑もおかけしたと思います。

少しでもご支援に見合うようなカンファレンスだった、と感じていただけることを祈るばかりです。

運営だからこそ味わえること

参加者ではなく運営だからこそ味わえることもあります。

運営の私たちが話を聞きたい人に登壇を依頼するチャンスがあるし、普段の仕事ではやれない経験をすることもできるし、たくさんの方と新しいご縁が生まれます。

裏方仕事が好きな人間としては、まるで文化祭のような、お祭りのような、非日常のドキドキワクワクが大人になっても感じられるのはたまりませんでした!

 

あと個人的には、カンファレンスのノベルティをデザインさせてもらったり、所属する会社の会場内掲示のコピーを書かせていただいたりしたので、クリエイティブな面でも非常にいい経験をさせていただきました。

参加された方が「運営の方も楽しそうだな」と思ってもらえたら嬉しいです。

いきなりコアメンバーは難しいかもしれませんが、ボランティアならスポットで動いていただけるので、おすすめしておきます。

これからの「のびしろ」

今後、すでにアナウンスされた来年の名古屋だけでなく、各地でアクセシビリティカンファレンス〇〇やその他のイベントが開催されることを願っています。

すでに他のエリアでも、Xで「やりたい」という声があがっているのを目にしており、運営冥利に尽きるなぁと感じました。

 

来年のアクセシビリティカンファレンス福岡、アクセシビリティカンファレンス名古屋への期待と、さらなる広がりへの希望を胸にまた頑張りたい所存です。

 

この約1年のイベント運営は、自分にとって大きな意味と学びのある経験になりました。

今後はアクセシビリティに取り組む一人としても、学びや実践を重ねていきます。

 

アクセシビリティへの取り組み、そして、私たち…まだのびしろしかないわ。