アクセス解析をやめよう
もし明日、社内あるいは社外の誰かにこう提案されて、「そうですね!」と快諾する企業の担当者は何人いるでしょうか?
こんにちは、サチコです。
街がだんだんクリスマスムードになってきて、ワクワクしている今日この頃。
せっかくなら仕事でもワクワクしちゃいましょう♪
今回は「自社やクライアントの売上を上げるために、(何となく)アクセス解析をやればうまくいく!」と考えている方に、
「形だけのアクセス解析はやめよう!」という提案です((((*゜▽゜*))))
いま、やっているアクセス解析が、形だけのアクセス解析になっていないかをこの3つで確認してみましょうヾ(o´∀`o)ノ
1.そもそもアクセス解析が必要なタイミングですか?
「現状把握」は、アクセス解析で欠かせない手順です。
例えば、1日に数セッションのサイトのアクセス解析は意味があるでしょうか?
もちろん答えはノーです!
私はそれよりも、サイトへの集客や認知拡大にまずは取り組むことを検討してほしいなと思います。
・サイトのアクセスのボリューム
・SEOなどの基本的な施策の状況
・予算とのバランス
など、判断材料はいろいろあるので、
アクセス解析が必要なタイミングかどうかを、まずは考えてみましょう。
2.サイトの目的やゴールはなんですか?
現状だけでなく、目指すゴールがはっきりしていることも大切なこと。
目的が違えば、アクセス解析も見るべき部分が変わってきますよね(っ´ω`c)
経営者と現場の担当者でサイトに求めていることが違った、なんていうのはよくある話です(´・∀・`; )
・サイトの目的、役割は?
・短期、中期、長期での目標は?
などをアクセス解析の前に明確にして、方向性やゴールが定まっているか確認しましょう。
手始めに紙に書き出すだけでもいいんじゃないかなと思います。
実は曖昧になっていたことが見えたり、立場によって食い違いがあるかがわかったりして、アクセス解析以外にも役に立つ情報になってくれます( ´艸`)
3.PDCAをきちんと行う準備はできていますか?
先輩の受け売りなんですが、
アクセス解析はPDCAを回してこそ意味がある!と思ってます。
それがないアクセス解析なんて、屁みたいなもんです!!
時間のムダ使いって思われても文句言えません(´;ω;`)
Google アナリティクスなどの導入が始まった初期と比べ、アクセス解析に求められる範囲はどんどん広がっています。
【以前の主な範囲】
Google アナリティクスなどを使って、サイトのアクセスログを見ること。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
【現在の主な範囲】
Google アナリティクスなどの定量的データ、ヒートマップやユーザーアンケートなどの定性的なデータなど様々なデータを元に、ユーザーの行動を仮説立て、売上を最大化するための改善立案・実施・検証を継続的に行うこと。
ざっくりとこんな感じで変わってきてます。
今回の私の提案は、あくまで「ログを見るだけ」のアクセス解析をやめよう!ってことです。
私はこれまでのアクセス解析と分けるために、現在の広い範囲でアクセス解析を行うことを「ウェブ解析」と呼んでます。
・PDCAのスケジュール
・ウェブ解析でどんなことを改善して売上を上げるか
・PDCAをどの程度、継続的に繰り返すか
など、実際に予算や期間などを含めて、しっかりと計画を立てながら進めることが大切なんじゃないかと考えてます。
ウェブ解析は目的ではなく手段
今回の投稿で本当に1つだけ伝えるとしたら、
ウェブ解析は、目的のための手段の1つでしかないよ!
ということです。
ウェブ解析は元々、「利益を最大化するための手段」として進歩してきました。
つまり、利益の最大化(目標達成)する必要がないならやる意味がないんです。
ぶっちゃけ、本当にただの時間の無駄。笑
なので、
「どんな課題があるか知って、改善したい」
「利益を最大化するために何ができるかを探りたい」
という本気でやろうと思ってない人は、
「ちょっとキミ、なんかアクセス解析てやつで提案してよ〜(テヘペロ)」
とか部下や社外の誰かとかに依頼しないでくださいね!(゜ロ゜)
形だけのアクセス解析じゃなく、
PDCAをきちんと回すウェブ解析をぜひやりましょう!
サンタクロースみたいな存在に、ウェブ解析がなれますように★ヾ(o´∀`o)ノ