こんにちは、ウェブがかりのサチコです。
2018年6月9日に東京のベルサール神田で開催された『ウェブ解析士会議2018』に参加してきました!
今回は全9つのプログラムのうち1〜3番目についてレポートします!
ウェブ解析士会議って?
今回は「本質を見極め、全体像から見直すウェブマーケティングのいま」というサブタイトルにもあるように、さまざまな分野の”本質”を意識した内容でした。
プログラムは主に8人の方が登壇されるセミナーと、前年度の活動をもとにウェブ解析士の会員たちが事前に推薦・投票したウェブ解析士を表彰するWACAアワードの2つ。
13時からスタートして、プログラム3つおきに20分の休憩を挟んでも終了が19時過ぎで、かなりの長丁場でした。
にもかかわらず、1分も眠くなるヒマがなかったです。
ひたすらメモとTweetしてました。
参加者は当初の定員300人から、さらに100席増席されたのでざっと400人。
400人近くも集まって会議って、もはや学会レベルです。
そんじょそこらの会議って規模じゃないですよね。
実際に会場で人の多さに圧倒されてしまいました。笑
そして、今回の会議でお話しされたのはこちらの方々。
- 小川 卓 氏(株式会社HAPPY ANALYTICS)
- 金谷 武明 氏(Google)
- 坂上 北斗 氏(株式会社メディア・エーシー)
- 田村 憲孝 氏(SNS研究会代表)
- 松尾 茂起 氏(株式会社ウェブライダー)
- 窪田 望 氏(株式会社クリエイターズネクスト)
- 小畑 陽一 氏(UNCOVER TRUTH)
- 江尻 俊章 氏(ウェブ解析士協会代表理事)
セッションなどの概要はこちらで見ることができます↓↓
さて会議と言いつつも基本は登壇される方のお話を聞いているのですが、Twitterで実況をしていたこともあり、なんていうか自分と会議している感覚でした。
当日のTwitterを振り返って見ていると、皆さんそれぞれが自分や自社の人とプチ会議しているかのような印象を受けました。
ゆっくり読んでられない方のために、先に当日のTwitterのまとめを紹介しますね。
クリエイターズネクストの窪田さんが登壇いただいたにも関わらず、しかも朝方まで他の出演者の皆さんと飲んでいらっしゃったのに、なんとご自身でまとめてくださっています。尊い。ほんと尊い。
ではさっそく参加レポート、はじめます!
Google 検索エンジンQ&A/金谷 武明 氏(Google)
講演テーマは検索エンジンの本質。
スライド公開なし&SNS共有NGのため写真はなし。
検索エンジン最適化、Search Console、モバイルファーストインデックス(MFI)、サイト表示速度など…本当にさまざまな質問に答えていただきました。
中でも印象に残ったのは、以下のようなお話を随所でされていたこと。
「Googleに関して、皆さんからよくアルゴリズムについて質問を受けます。でもアルゴリズムを気にするよりも、もっとユーザーに目を向けてもらえる方がいいと思います。」
そのままの言葉ではないんですが、概ねこのようなことをおっしゃっていました。
※Twitterでは、私が下記のようにつぶやいたのですが、正しくは下記のようなニュアンスで話されていたと金谷さんがご指摘をしてくださったのでニュアンスを訂正します。
あ、すみません、今更ながらちょっと誤解があることに気づきました。ユーザー行動のデータに基づいている、とは言ってないと思うんですよね。もっと一般的な意味でユーザーを見て、みたいには言ったかもしれません。誤解させてすみません!
— 金谷 武明 Takeaki Kanaya (@jumpingknee) 2018年6月15日
私はどちらかといえばクライアントの代理で制作に関わるので、これはすごく気をつけたいなと思いました。
ついつい、書きたいこと・言いたいこと・売りたいものってコンテンツで前面に出したくなっちゃいますもんね。
セッションの最後のあたりでは、金谷さんができる限り事前に出た質問に答えてくださって「わんこそば」ならぬ「わんこ回答」でした。笑
懇親会でご挨拶させていただいた時は、他にも金谷さんと話したそうな人が周りにたくさんいたので、Twitterで今回やりとりをさせていただいたことだけ軽く話しました。
セッション中にご紹介いただいたこのページはWeb制作に関わる上で何気なく忘れてしまっていた当たり前のことを思い出せるので、ぜひ目を通されることをお勧めします。
▼Google が掲げる 10 の事実
https://www.google.com/intl/ja/about/philosophy.html
企業のソーシャルメディア成功運用のカギは広告と運用の配分にアリ/田村 憲孝 氏(SNS研究会代表)
講演テーマはSNS広告の本質。
Twitterで話題になった孫社長の「やりましょう」とか覚えてますか?
上記のような方のSNSの様子を見て、にわかに高まった企業のソーシャルメディア活用ですが一度は下火になりましたよね。という話からのスタートでした。
下火になってしまった理由は田村さんいわく「ソーシャルメディアが個人のコミュニケーションの場だということを企業が忘れていたから」だそう。
ソーシャルの広告活用は、主に2つの目的でおこなう。
— サチコ@日日是好日なり (@analogtan) 2018年6月9日
1)商品やサービス、キャンペーン等の宣伝
→サイト誘導・コンバージョン
2)ソーシャルアカウントの活性化
→コメントやエンゲージ(フォローなど)
#wacajp
この2つのいずれかをきちんとゴールにおいて広告も運用していくことが大事とのこと。
さらに、クリエイティブも実際にやってみないと最適解はわからないんですね。
田村さんが例示されたTwitterの事例では、なんとテキストのみのクリエイティブが一番反響が大きいという結果を出していたので、会場内は結構ザワザワしてました。(写真の左下)
また、田村さんが軽快な関西弁で会場を一番沸かせたキラーフレーズは「江尻さんを出せ!」だったので、懇親会までちょいちょい江尻さんをTweetで登場させてる方が私以外にもいました。笑
とにかく「効果あるの?売上あがるの?」と迷っているヒマがあったら少額でいいからやってみよう!というまとめでした。
実際にやってみないとわからないことって本当にたくさんありますし、ユーザーたちがすごく盛り上げてくれるような事例も世の中には出てきてますのでぜひ挑戦していきたいですね!
WACAアワード2017
こちらは1年に1度その年に活躍したウェブ解析士を表彰するものです。
九州支部は中尾 彩子さんが受賞されました!おめでとうございます!
▼受賞された方の詳細はこちらをどうぞ
ウェブ解析士アワード 2017 のご紹介、そして Best of the Best は志鎌さん! - (一社)ウェブ解析士協会
まだまだ終わらない参加レポート
えーと、もう3,000字を超えてしまいました。
あと2回はこちら書きます!長くてごめんなさい!
どうやってこの【Google検索、SNS、WACAアワード編】を〆ようか…なんかまとめ書きづらいぞ。。。
あ…1個あります!もうここにしか書かない小ネタ!
調べたら、私の当日の実況Tweet数がなんと…108でした。
煩悩がダダ漏れたんですかね…ε-(´∀`; )
後半へ続く。(←ちびまるこちゃん好きにしか伝わらないあのイントネーション)